金の線。金色の線。金すじ。
琴線に触れる
《琴線は、物事に感動しやすい心を琴の糸にたとえたもの》良いものや、素晴らしいものに触れて感銘を受けること。「心の—・れる」 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「感動や共鳴を与えること」と、「怒りを買ってしまうこと」の、どちらの意味だと思うかを尋ねたところ、次のような結果が出た。 平成19年度調査平成27年度調査感動や共鳴を与えること(本来の意味とされる)37.8パーセント38.8パーセント怒りを買ってしまうこと(本来の意味ではない)35.6パーセント31.2パーセント
きんせんがに【金銭蟹/金線蟹】
カラッパ科のカニ。内湾の砂底にすむ。甲幅4センチくらい。甲はほぼ円形で左右両側に太い突起があり、淡青色で暗紫色の点が散在。東京湾以南に分布。食用。
きんせんさいけん【金銭債権】
一定額の金銭の給付を目的とする債権。
出典:青空文庫
・・・又 わたしは金銭には冷淡だった。勿論食うだけには困らなかったから・・・ 芥川竜之介「侏儒の言葉」
・・・神仏は商人のように、金銭では冥護を御売りにならぬ。じゃから祭文を・・・ 芥川竜之介「俊寛」
・・・と共に、忽ち、無数の金銭や銀銭に、変ったのである。……… 李小二・・・ 芥川竜之介「仙人」