姓氏の一。
さとうあいこ【佐藤愛子】
[1923〜 ]小説家。大阪の生まれ。紅緑 (こうろく) の娘。詩人のサトウ・ハチローは異母兄。体験的なテーマを扱った家庭小説を、骨太でおおらかなタッチで執筆。「戦いすんで日が暮れて」で直木賞受賞。他に「ソクラテスの妻」「花はくれない」「血脈」、エッセー集「我が老後」など。
さとういっさい【佐藤一斎】
[1772〜1859]江戸後期の儒学者。江戸の人。名は坦。中井竹山・林述斎に学び、林家の塾長、昌平坂学問所教授を歴任。門人から渡辺崋山・佐久間象山・中村正直らを出した。著「言志録」など。
さとうえいさく【佐藤栄作】
[1901〜1975]政治家。山口の生まれ。岸信介の実弟。運輸官僚から政界に転じ、昭和39〜47年(1964〜1972)自由民主党総裁・首相。昭和49年(1974)、ノーベル平和賞受賞。→田中角栄
出典:青空文庫
・・・一、佐藤春夫は詩人なり、何よりも先に詩人なり。或は誰よりも先にと・・・ 芥川竜之介「佐藤春夫氏の事」
・・・大理石の卓の上には、砂糖壺の鍍金ばかりが、冷く電燈の光を反射して・・・ 芥川竜之介「毛利先生」
・・・、菓子折、サイダア、砂糖袋、玉子の折などの到来物が、ずらりと並ん・・・ 芥川竜之介「妖婆」