[名]千回。転じて、回数の多いこと。
[副]
  1. (主に関西地方で)たびたび。さんざん。「—言うたのに」

    1. 「—泣いたがようござったか」〈虎清狂・泣尼

  1. ひどく。たいそう。

    1. 初午は—むちゃむちゃぢゃわいな」〈洒・風流裸人形〉

さきごろ。このあいだ。せんだって。「—も話したとおり」

  1. (多く「ここを先途と」の形で)勝敗運命などの大事な分かれ目。せとぎわ。「ここを—と奮いたつ」

  1. これから進む先。行き先。前途

    1. 「—いづくを期せず」〈平家・一二〉

  1. 行き着くところ。また、人の死。

    1. 「名利 (みゃうり) に溺 (おぼ) れて—の近き事をかへり見ねばなり」〈徒然・七四〉

  1. 家柄によって定まる最高官職

    1. 「仏神の祈りて、摂籙 (せつろく) の—には必ず達すべき告ありて」〈愚管抄・六〉

召し使い。しもべ。奴隷。

繊維や糸の太さを表す語。長さと重量との比。単位生糸でデニール、綿糸毛糸などでは番手 (ばんて) を使用

魚・肉・野菜などの新鮮さの度合い。「—が落ちる」

統計で、度数分布のとがり具合を表した量。正規分布との乖離 (かいり) の指標となる。とがり度。

出典:青空文庫

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2023年6月