1. 太陽。「お—さま」

  1. てんどう(天道)

店舗で、陳列棚やレジスターなどがあり、客に応対するところ。また、店の入り口やその付近。みせさき。「—販売価格」「新刊を—に並べる」

[名](スル)あかりをともすこと。「夜間照明を—する」⇔消灯
[名](スル)うなずくこと。
  • 「吾が言を聴かば、含笑して—せん」〈露伴運命
[名](スル)《古くは「てんどう」とも》
  1. さかさまになること。また、さかさまにすること。「上下関係が—する」「主客—」「本末—」

  1. 倒れること。「つまずいて—する」

  1. あわてふためくこと。動転。「気が—する」

  1. 《「てんどう」と読む》仏語。正しい理に反すること。道理にそむく考え。

禅寺で、仏前または大衆に蜜湯を点じて供すること。転じて、死者霊前に湯を供えること。

《「てんどう」とも》

  1. 祝儀。はな。心づけ。

    1. 「駕籠舁 (か) き人力車夫等への—にも思い切った額を弾んだ」〈谷崎春琴抄

  1. もらった衣服を頭にまとったところから、歌舞・演芸などをした者に、褒美 (ほうび) として衣服金銭などを与えること。また、そのもの。

    1. 「舞ひはてては必ず—をこひけり」〈著聞集・二〇〉

紙を貼り合わせた袋の底部で油紙を燃やし、浮力を持たせて飛ばす小型の気球。中国南部や台湾で、息災などを願う行事に用いられる。諸葛亮孔明考案したという伝承から、孔明灯ともいう。

出典:青空文庫

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2023年11月