《「ととさん」の音変化》父を親しみを込めて呼ぶ語。「とうさま」よりくだけた言い方。⇔母さん。→御父 (おとう) さん

参集すること。参集したばかりであること。

平家に—して六波羅 (ろくはら) に伺候す」〈盛衰記・二一〉

《「とうざん」とも》東方の山。
東山道」の略。
    1. 「義仲も—北陸両道をしたがへて」〈平家・七〉

[名](スル)
  1. 企業が経営資金のやりくりがつかなくなってつぶれること。企業不渡手形などを出して銀行から取引停止を受け、営業困難に陥ること。「不況で—する」

  1. 赤ん坊が逆子 (さかご) で生まれること。

《「いとさん」の「い」の落ちた語という》おじょうさん。関西地方で用いる。

[名](スル)財産を使い果たすこと。破産
[名](スル)誘惑快感などで人の気を散らし、心をとろけさせること。
  • 「稗官 (はいかん) 小説は、人の戯笑に供しその心志を—するものにして」〈中村訳・西国立志編

讃岐東部の意》香川県東部地域の称。さぬき市東かがわ市・三木町からなる。広義には、離島を含む高松市以東全域をさす。→中讃西讃

出典:青空文庫

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