1. 二つとないこと。並ぶものがないほどすぐれていること。無二。ぶそう。「—の大力」「天下—」

  1. 衣服の表と裏を同一布地で仕立てること。また、そのもの。夢想

  1. 相撲で、相手の差し手を抱え込み、手を相手の内股または外股に当てて反対側からひねり倒す技。内無双と外無双がある。「—を切る」

[補説]1から派生して、俗に「無双する」の形で、非常に強い者が一人勝ちをする意で使うこともある。

仏語。

  1. 姿・形のないこと。⇔有相 (うそう) 

  1. 一切の執着を離れた境地。仏道修行の三解脱門 (さんげだつもん) の一。

仏語。心に何も思わないこと。無心

夢の吉凶をみること。また、それを業とする人。

「卜部兼友 (うらべかねとも) —ありなんど聞こえき」〈愚管抄・五〉

[名](スル)
  1. 夢の中で思うこと。夢に見ること。「—だにしない歓迎を受ける」

  1. 夢のようにあてもないことを想像すること。空想すること。「—家」

  1. 無双2」に同じ。

  1. 夢の中に神仏が現れて教えを示すこと。

    1. 殿下 (てんが) 御—の事ありて」〈著聞集・四〉

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2023年12月