麦秀之嘆の解説 - 学研 四字熟語辞典

ばくしゅうのたん【麦秀之嘆】

祖国が滅亡したことへの嘆き。

注記

「秀」は、穂がひいでる。植物がすくすく育つ。

表記

「麦秀」を「麦秋」と書きちがえない。

故事

古代中国殷いんの王族箕子きしが、滅亡した殷王朝の都の廃墟に麦が青々と育っていたのを見て嘆き、「麦秀之歌」を作ったという。

出典

『史記しき』宋微子そうびし

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。