《「いかに」の音変化》

[名]事の次第。なりゆき。ようす。「理由の—によっては」「事の成否は君の協力—による」
[副]文末に用いて、状態などについての疑問を表す。どんなであろうか。「君の心境や—」
  1. 衣服と冠 (かんむり) 。

  1. 衣冠をつけた人。天子・皇帝に仕えている人。

  1. 束帯よりも略式の装束。束帯から下襲 (したがさね) 石帯 (せきたい) をはずし、表袴 (うえのはかま) 指貫 (さしぬき) にかえる。平安時代は宿直装束 (とのいそうぞく) として用いたが、後世は参朝などのときにも着用した。

位階官職官等。官位。

上代、色で位階を示した冠 (かんむり) 。

医務従事する官吏

軍人の階級で、大尉中尉少尉総称佐官の下、下士官の上。また、自衛隊の一尉・二尉・三尉の総称

珍しい眺め。かわったみもの。

山麓の村家火災 (かじ) の点に至ては実に是れ—なり」〈竜渓・浮城物語〉

[名](スル)管理管轄を他に移すこと。「国から県へ—する」
[名](スル)受刑者被告人など、刑事施設収容されている者を他の施設に移すこと。刑事訴訟規則の改正で「移送」に改められた。「収容者を—する」

りっぱな眺め。すばらしい光景壮観。「超高層ビル群の—」

[名・形動]期待したようにならず、心残りであること。残念に思うこと。また、そのさま。「—の意を表する」「万—なきを期する」
連語動詞「い(行)く」の未然形に打消しの助動詞「ぬ」の付いた「いかぬ」の音変化》
  1. ある動作が不可能であることを表す。できない。いかない。いかぬ。「無理に行くなと言うわけにも—◦ん」

  1. 禁止非難の意を表す。だめだ。いかぬ。いけない。「そんなことをしては—◦ん」

  1. 望みがないの意を表す。いけない。「もう—◦ん、おしまいだ」

出典:青空文庫

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2023年11月