ふくいんふっか【福因福果】
仏語。福徳の因を積めば、福徳の果が得られるということ。善因善果。
ふくざつかいき【複雑怪奇】
事情などが込み入っていて、怪しく不思議なさま。▽「怪奇」は怪しく不思議なさま。
ふくざつたき【複雑多岐】
事情などが入り組んでいて、しかも多方面に分かれて分かりにくいさま。▽「多岐」は道がいくつにも分かれているさま。
ふくしんのしん【腹心之臣】
心から信頼することのできる家臣。
ふくすいふへん【覆水不返】
こぼれた水はもとに戻らない意から、いったん離婚した夫婦はもとには戻らないことのたとえ。また一度犯した過ちは、なかったことにはならないたとえ。
ふくぜんかいん【福善禍淫】
行いのよい人は幸福が訪れ、悪事をなす人には禍がもたらされること。
ふくつふとう【不屈不撓】
⇒ ふとうふくつ(不撓不屈)
ふくとくえんまん【福徳円満】
幸福や財産に恵まれ、満ち足りているさま。▽「福徳」は幸福と利益の意。「円満」は満ち足りているさま。
ふくりょうほうすう【伏竜鳳雛】
才能がありながら機会に恵まれず、力を発揮できない者のたとえ。機会を得ず、まだ世に隠れているすぐれた人物のたとえ。また、将来が期待される若者のたとえとしても用いる。▽「伏竜」は伏し隠れている竜。「鳳雛」は鳳おおとりのひな。「鳳」は想像上の瑞鳥ずいちょう、鳳凰ほうおうのこと。「竜」は「りゅう」とも読む。