トリアッティ【Palmiro Togliatti】
[1893〜1964]イタリアの政治家。1921年にグラムシらとイタリア共産党を創立。ムッソリーニ政権下ではソ連に亡命。コミンテルン執行委員となり、国際共産主義運動を指導。帰国後は党書記長・副首...
とりい‐きよなが【鳥居清長】
[1752〜1815]江戸後期の浮世絵師。江戸の人。姓は関(一説に関口)。俗称、新助、のち市兵衛。初世清満に師事し、鳥居家4代目を継承。長身で健康的ないわゆる「清長風美人」を確立。代表作「風俗東...
とりい‐きよのぶ【鳥居清信】
[1664〜1729]江戸中期の浮世絵師。初世。大坂の人。俗称、庄兵衛。鳥居派の祖。父清元とともに江戸に移る。瓢箪足(ひょうたんあし)や蚯蚓描(みみずが)きとよばれる躍動的な描法を創始して豪快な...
とりい‐きよます【鳥居清倍】
江戸中期の浮世絵師。初世。俗称、庄二郎。鳥居家2代目に擬せられる。清信の長男とも弟とも伝えられる。丹絵(たんえ)・漆絵による、すぐれた役者絵・美人画を残した。生没年未詳。
とりい‐きよみつ【鳥居清満】
[1735〜1785]江戸中期の浮世絵師。初世。江戸の人。俗称、亀次郎。2世清倍(きよます)の次男。鳥居家3代目で、紅摺(べにず)り絵による役者絵・美人画のほか、黒本・黄表紙の挿絵でも活躍。
とりい‐すねえもん【鳥居強右衛門】
[?〜1575]戦国時代の武士。三河の人。名は勝商(かつあき)。三河長篠城主奥平信昌の家臣。武田勝頼に囲まれた長篠城から脱出して徳川家康に援軍を頼み、使命を果たしたが、帰途捕らえられ、援軍の来る...
とりい‐そせん【鳥居素川】
[1867〜1928]ジャーナリスト。熊本の生まれ。本名、赫雄(てるお)。大阪朝日新聞編集局長となり、民本主義の論陣を張ったが、大正7年(1918)筆禍事件で退社。のち大正日日新聞を創刊。
とりい‐もとただ【鳥居元忠】
[1539〜1600]安土桃山時代の武将。徳川家康に仕え、姉川・三方ヶ原・長篠などの戦いで戦功をあげた。関ヶ原の戦いに際して伏見城を守り、石田方に包囲されて自刃。
とりい‐ようぞう【鳥居耀蔵】
[1796〜1873]江戸後期の幕臣。林述斎の子。名は忠耀(ただてる)。旗本鳥居家の養子。目付になり蛮社の獄で洋学者を弾圧。町奉行として天保の改革を推進。のち、失脚。
とりお‐こやた【鳥尾小弥太】
[1848〜1905]軍人・政治家。陸軍中将。長門の人。反欧化主義の立場から谷干城らと保守中正派を結成。
トリチェリ【Evangelista Torricelli】
[1608〜1647]イタリアの物理学者・数学者。ガリレイに師事し、地球の回転を研究。のち、「トリチェリの真空」をつくり出し、液体の流出速度に関する定理を発見した。
とり‐ぶっし【止利仏師】
⇒鞍作止利(くらつくりのとり)
トリボニアヌス【Tribonianus】
[?〜545ころ]東ローマ帝国の法学者。ユスティニアヌス1世の命を受け、「ローマ法大全(ユスティニアヌス法典)」を編纂(へんさん)。
トリュフォー【François Truffaut】
[1932〜1984]フランスの映画監督。長編第1作「大人は判ってくれない」でヌーベルバーグの代表者の一人となる。多彩な作風で愛のテーマを追求。他に「突然炎のごとく」「恋のエチュード」など。