ラーゲルクビスト【Pär Lagerkvist】
[1891〜1974]スウェーデンの小説家・詩人・劇作家。善と悪、神性と人性の二元的対立のテーマを追求した。1951年ノーベル文学賞受賞。小説「刑吏」「バラバ」など。
ラーゲルレーブ【Selma Ottiliana Lovisa Lagerlöf】
[1858〜1940]スウェーデンの女流小説家。人間と自然への愛を基調に、空想性あふれる作品を書いた。1909年ノーベル文学賞受賞。作「イェスタ=ベルリング物語」「ニルスのふしぎな旅」など。
ラーコシ【Rákosi Mátyás】
[1892〜1971]ハンガリーの政治家。1945年共産党書記長となり、1952年首相に就任。独裁政治を断行して反発をうけ、1956年のハンガリー動乱の際にソ連に逃れ客死。
ラージン【Sten'ka Timofeevich Razin/Stepan Timofeevich Razin】
[1630ころ〜1671]ロシアの農民反乱の指導者。ドンコサックの長。農奴強制化に反発し、1667年挙兵したが、ドン川河畔のシンビルスク(現在のウリヤノス)で政府軍に捕らえられ、モスクワで処刑さ...
ラーズィ【Abū Bakr Muhammad ibn ZaKarīyā al-Rāzī】
[841ころ〜926]イスラムの医者・化学者。イラン生まれ。宗教を学問研究の敵と公言。医学全書「集説」を著した。ラテン語名ラーゼス(Rhazes)。
ラートブルフ【Gustav Radbruch】
[1878〜1949]ドイツの法哲学者。価値相対主義に立って、自由主義・民主主義・社会主義的思想に基礎を与えた。著「法哲学」など。
ラードナー【Ring Lardner】
[1885〜1933]米国の小説家・ジャーナリスト。スポーツ記者として活躍後、小説家に転身。口語や俗語を駆使した文体を用い、スポーツを題材にした小説などで人気を博した。作「メジャーリーグのうぬぼ...
ラードロフ【Vasiliy Vasil'evich Radlov】
[1837〜1918]ロシアの東洋学者。ドイツ生まれ。シベリアやトルキスタンを調査、中央アジア・トルコ系諸民族の言語・文学の研究に業績を残した。著「トルコ方言辞典稿」「北方トルコ諸部族民族文学資料」。
ラーベ【Wilhelm Raabe】
[1831〜1910]ドイツの小説家。写実主義、皮肉とユーモア、厭世(えんせい)観など多様な傾向をもつ作風で知られる。著「雀(すずめ)横丁年代記」「飢餓牧師」。
ラーマ‐きゅうせい【ラーマ九世】
《Rama Ⅸ》⇒プミポン
ラーマクリシュナ【Rāmakṛṣṇa Paramahansa】
[1836〜1886]インドの神秘的思想家。宗教的偏見を否定し、すべての信仰が真理に達すると説いた。
ラーマ‐ごせい【ラーマ五世】
《Rama Ⅴ》⇒チュラロンコーン
ラーマン【Mujib-ur-Rahman】
[1920〜1975]バングラデシュの政治家。独立運動の指導者。1972年の独立とともに初代首相、1975年には大統領に就任したが、クーデターにより殺害された。
ラーマン【Tungku Abdul Rahman】
[1903〜1990]マレーシアの政治家。1957年、マラヤ連邦の独立とともに首相に就任。1963年にはマレーシア連邦の結成に成功して初代首相となったが、1970年に内紛により辞任。