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乳母日傘の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

子供、特に幼児が必要以上に過保護に育てられること。乳母うばに抱かれ、日傘をさしかけられるなどして、ちやほやされながら大切に育てられる意から。▽「乳母おんば」は、「御乳母おうば」の音が転じたもの。うば・めのとのこと。「乳母日傘」は「おんばひからかさ」とも読む。
用例
さる物持ちの家で、乳母日傘おんばひからかさで育った娘の頃ころもありました。<藤沢周平・夜が軋む>

乳母日傘の解説 - 学研 四字熟語辞典

子どもが、恵まれた環境で大切に育てられること。また、過保護に育てられること。
注記
乳母に抱かれ、日傘をさしかけられて大事に育てられる意。「乳母」は、「御乳母おうば」の音が転じたもの。「おんばひからかさ」ともいう。

乳母日傘の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

幼児に、乳母をつけたり、強い日に当たらぬように傘を差しかけたりすること。子供が大事に育てられることにいう。

[補説]この句の場合、「乳母」を「うば」と読むのは誤り。

おんばひがさ」に同じ。

「—にて長 (ひととなり) 」〈洒・通言総籬

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2023年10月