• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

如是我聞の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

仏典冒頭に置かれる語。「このように私は聞きました」という意味。仏の説であることを示すために、釈迦しゃかが弟子の阿難に経典きょうてん冒頭に冠させたといわれる。▽仏教語。「如是」はこのようにの意。「我聞」はそれを聞いたこと。「是かくの如ごとくを我われは聞けり」と訓読する。「我聞如是がもんにょぜ」ともいう。
用例
如是我聞、仏説阿弥陀経あみだきょう、声は松風に和して心のちりも吹払わるべき御寺様の庫裏より<樋口一葉・たけくらべ>

如是我聞の解説 - 学研 四字熟語辞典

仏教の経典の冒頭に必ず出てくることばで、「このように私は仏から聞いた」という意。転じて、人から聞いたことをそのまま信じて疑わないこと。
注記
仏教のことば。「我聞如是がもんにょぜ」ともいう。釈迦の弟子の阿難あなんが釈迦の遺言により、釈迦の教えをきちんと伝えるために、経文の冒頭に記したとされている。「是かくの如ごとく我われは聞けり」と読み下す。「如」を「じょ」、「聞」を「ぶん」と読み誤らない。
用例
如是我聞、仏説阿弥陀経あみだきょう、声は松風に和して心のちりも吹払はるべき御寺様の庫裏くりより生魚なまうおあぶる烟けぶりなびきて、卵塔場らんとうばに嬰子ややの襁褓むつきほしたるなど、お宗旨によりて構ひなき事なれど…。〈樋口一葉・たけくらべ〉

如是我聞の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

仏語。このように私は聞いた、の意。経典の冒頭に記される語。経典中の釈迦 (しゃか) の言動を、経蔵の編集者とされる阿難が聞いたことを示す言葉。

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2023年12月