上唇と下唇の接合部。口の両わき。

  1. 角度が大きいこと。また特に、写真のレンズの写す範囲が広いこと。

  1. 広角レンズ」の略。「景色を—で撮る」

甲殻類の体表を覆う外皮キチン質の層にカルシウムを含み、硬い。甲皮。甲。

幾何学で、二直線の交わってできる角。ふつうは大小二つの小さいほうをいう。

物体の一点と両眼とを結ぶ直線がなす角。この角度が大きいほど物体は近くにあると判断される。

光の刺激に対する感覚一般に光の強弱(白黒)を認識する感覚をいうが、色覚を含める場合もある。光 (ひかり) 感覚

[名](スル)考え調べること。

道を行く人。旅人。

「昨日は岐 (ちまた) を過ぎ、今日は門にやすらふ—の」〈太平記・一一〉

  1. みさき。さき。

    1. 「船艦突如として山東—を掠 (かす) め」〈独歩・愛弟通信〉

  1. 仙骨底前縁にある前方に張り出した部分。仙骨岬角。

  1. 中耳鼓室の内側壁にある、蝸牛管 (かぎゅうかん) 回転によってできた隆起前庭窓蝸牛窓の間にある。

  1. なじみの客。

    1. 「僕の様な—になると苦沙弥は兎角粗略にしたがっていかん」〈漱石吾輩は猫である

  1. たいこもち。幇間 (ほうかん) 。

  1. 後学 (こうがく) 1」に同じ。⇔先覚

  1. 《「こうがく」とも》「後学2」に同じ。

    1. 「おぬしたちの—になることだ」〈滑・浮世風呂・四〉

[名](スル)階級地位などが下がること。また、下げること。格下げ。「平社員に—する」⇔昇格

地平面とのなす角度の大きいこと。仰角 (ぎょうかく) が大きいこと。

  1. 高くてりっぱな建物。「—層楼

  1. 高い所に設けた棚。

《慣用読みで「ぎょうかく」とも》

[名・形動]小石などが多く、地味がやせた土地。また、そのようなさま。
    1. 「固より痩土—にして耕作に便ならざれば」〈新聞雑誌五一〉

[ト・タル][文][形動タリ]地味がやせていて、小石などが多いさま。
    1. 「—たる丘陵地帯を」〈中島敦李陵

  1. 脊髄灰白質のうち、後方の部分感覚神経細胞体が集まっている。脊髄後角。後柱。

  1. 左右の大脳半球にある側脳室のうち、後頭葉の内側にある部分。側脳室後角。

出典:青空文庫

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