仏語。

  1. 人生における五つの苦しみ。

    1. ㋐生 (しょう) ・老・病・死の四苦に、愛別離苦または犯罪人束縛送獄の苦を加えたもの。

    2. ㋑生老病死苦・愛別離苦・怨憎会 (おんぞうえ) 苦・求不得 (ぐふとく) 苦・五陰盛 (ごおんじょう) 苦。

  1. 迷いの世界である五悪趣で受ける苦。諸天苦・人道苦・畜生苦・餓鬼苦・地獄苦。

曲 (ごく) の物」に同じ。

あとに続く句。

「—ニツマル」〈日葡

語や句。また、言葉。

  1. 囚人を収容しておく所。ろうや。牢獄。「—につながれる」

  1. 裁判、または、判決。裁き。

    1. 「善く法典を諳 (そら) んじて、—を断ずる法律家」〈鴎外舞姫

[名・形動]
  1. いちばん上等であること。また、そのものやそのさま。最良極上

    1. 「甘露煮にするにはこの位が—だアな」〈花袋田舎教師

  1. (多く「の」を伴って)程度がはなはだしいこと。

    1. 「この和尚様と大の仲よしで、…—の懇意であったから」〈蘆花思出の記

  1. ひき茶銘柄「極揃 (ごくぞろえ) 」の略。精選された極上宇治茶のこと。

[副]普通程度をはるかに越えているさま。きわめて。非常に。「—親しい間柄

出典:gooニュース

出典:青空文庫

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2023年6月