1. 最もすぐれたもの。きわめてよいもの。最良

    1. 「—は形を離れて普遍の念に入る」〈漱石虞美人草

  1. 天子尊称

中国の官名。代に代の奉常を改称したもので、天子宗廟 (そうびょう) の祭礼をつかさどった。のち一時、太常寺・大宗伯などと改称され、代まで続いた。

物の姿形、ありさま。

[名](スル)
  1. 平安後期から鎌倉時代にかけて、罪人に提出させた謝罪状。過状。

  1. 自分過失をわびる旨を書いて人に渡す文書。わび状。あやまり証文。

    1. 「たちまちに名符 (みゃうぶ) を書きて、文差に差して—を具して」〈今昔・二五・九〉

  1. 過ちをわびること。あやまること。謝罪

    1. 「とかく—して許 (ゆ) りにけるとかや」〈著聞集・一〉

[名](スル)城を退出すること。下城
[名](スル)
  1. 会場・競技場などから出て行くこと。「選手団が—する」「—処分」⇔入場

  1. 俳優などが、舞台から引き下がること。「下手 (しもて) に—する」⇔登場

[名](スル)自分卑下して人に譲ること。謙退謙譲
  • 「自らを誇示するものあれば、自らを—するものあり」〈透谷・各人心宮内の秘密
[名](スル)武器を身につけること。

帯 (おび) のように一定の幅があって細長く続く形。おびじょう。

出典:青空文庫

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2023年9月