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辞書
1 律令制における品部 (しなべ) ・雑戸 (ざっこ) の総称。
2 蔵人所 (くろうどどころ) の下級職員。公卿の子弟などが任じられた。
3 院の御所・摂関家などで、雑務に従事した無位の役人。
4 鎌倉・室町幕府の雑役に当たった下級役人。小舎人 (こどねり) ・走衆 (はしりしゅう) の類。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ぞうしきでん【雑色田】
奈良・平安時代、特定の費用に充てるために定められた田地。放生田 (ほうじょうでん) ・采女田 (うねめでん) ・節婦田・唐人田など。ざっしきでん。
ぞうしきどころ【雑色所】
雑色3の詰めた所。
出典:青空文庫
・・・の恐しい人生を隠した雑色のエナメルに外ならなかった。僕はだんだん・・・ 芥川竜之介「歯車」
・・・叉点を、信号につれて雑色の河のように家路に向って流れる無数の老若・・・ 宮本百合子「偽りのない文化を」
・・・て、混合した、一種の雑色となって、澄んだ空の下に横わって居る。 ・・・ 宮本百合子「無題(二)」
雑色官稲
雑色体
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