きりゃくじゅうおう【機略縦横】
そのときどきの
状況や
情勢に応じて、はかりごとを自由自在にめぐらし用いること。
- 注記
- 「機略」は、その場その場の時機に応じた適切なはかりごと、策略。「縦横」は、たてとよこ。転じて、自由自在の意。
- 用例
- 対手は機略縦横、評判の切れ者なのでした。途中が危ない。機を見て闇から闇へ葬ろうとの企らみがあるとすれば、必ずともに道中いずれかに油断の出来ぬ伏兵の用意もしてあるに相違ないのです。〈佐々木味津三・旗本退屈男 第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男〉
- 類語
- 知略縦横