出典:デジタル大辞泉(小学館)

国際宇宙ステーション(ISS)の一部を構成する日本の実験棟。昭和60年(1985)5月からNASDA (ナスダ) (宇宙開発事業団)を中心に開発が進められ、平成20年(2008)3月からJAXA (ジャクサ) (宇宙航空研究開発機構)が建設を開始。米国のスペースシャトルで3回に分けてISSへ運搬されて組み立てられ、平成21年(2009)7月に完成した。宇宙特有の環境を利用して、天体や地球の観測、および生命科学や物質科学などの実験・研究を行う。JEM(Japanese Experiment Module)。

[補説]最大4名の宇宙飛行士が長期間滞在できる有人施設で、二つの実験スペース(船内実験室・船外実験プラットホーム)、二つの保管スペース(船内保管室・船外パレット)、およびロボットアーム、衛星間通信システムの六つの部分で構成されている。船内実験室は地上とほぼ同じ空気組成で1気圧に保たれ、普段着で活動できる。船外実験プラットホームでは、船内からロボットアームを操作して、微小重力・高真空などの宇宙環境下でさまざまな観測や実験を行う。

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