たかぎ‐あきみつ【高木彬光】
[1920〜1995]推理作家。青森の生まれ。本名、誠一。江戸川乱歩の推奨で「刺青殺人事件」が刊行されデビュー。「能面殺人事件」で探偵作家クラブ賞(現、日本推理作家協会賞)受賞。他に「成吉思汗(...
たかぎ‐いちのすけ【高木市之助】
[1888〜1974]国文学者。愛知の生まれ。九大・名大教授。万葉集など古代文学を中心に、文芸学的研究にすぐれた業績を残した。著「吉野の鮎」「古文芸の論」など。
たかぎ‐かねひろ【高木兼寛】
[1849〜1920]衛生学者。日向の人。海軍軍医総監。日本初の医学博士。有志共立東京病院(東京慈恵会医大病院の前身)を設立したほか、海軍の食事を麦飯に替えて脚気(かっけ)の防止に努めた。
たかぎ‐ていじ【高木貞治】
[1875〜1960]数学者。岐阜の生まれ。東大教授。代数学における類体論を研究、日本の数学が国際的に認められる基礎を築いた。著「解析概論」「代数的整数論」など。
たかぎ‐とくこ【高木徳子】
[1891〜1919]舞踊家・女優。東京の生まれ。本名、とく。旧姓、永井。浅草常盤座において歌とダンスで人気を博し、浅草オペラの先駆者として活躍した。
たかぎ‐のぶこ【高樹のぶ子】
[1946〜 ]小説家。山口の生まれ。本名、鶴田信子。「光抱く友よ」で芥川賞受賞。恋愛小説を多く書く。「HOKKAI」で芸術選奨。他に「水脈」「透光の樹」など。