韋駄天走の解説 - 学研 四字熟語辞典

いだてんばしり【韋駄天走】

足の非常に速い人。また、その走りぶり。

注記

「韋駄天」は、バラモン教の神。仏教では仏法の守護神となり、両手に宝剣を握って寺院を守る神とされる。足の速いたとえに用いられる。

用例

ふっと思い出したが、ヴェルレエヌ、ね、あの人、一日、教会へ韋駄天走いだてんばしりに走っていって、〈太宰治・虚構の春〉

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