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掩耳盗鐘の解説 - 学研 四字熟語辞典

浅はかな考えで自分をあざむき、その場逃れしても、いずれ悪事は知れ渡ってしまうこと。自分をあざむいて悪事をはたらくことのたとえ。
注記
「掩耳」は、耳をおおってふさぐこと。鐘を盗んだ男が、鐘の音の鳴り響くのを怖れて自分の耳をふさいでも何の意味もないということ。鐘を盗んで逃げようとした男が、大きすぎて背負いきれず、割ろうとしたら大きな音がしたので、他人に鐘の音を聞かれないようにあわてて自分の耳をおおったという説話から。「耳を掩おおいて鐘かねを盗む」と読み下す。
出典
『呂氏春秋りょししゅんじゅう』自知じち
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2023年11月