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黄塵万丈の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

強い風に吹かれて、土煙がもうもうと空高く舞い上がっているさま。戦場砂煙が舞い上がっているさまに用いられることもある。▽「黄塵」は黄色い土煙砂煙。また、世間俗事の意にも用いる。「万丈」はきわめて高いことをいう。「丈」は長さの単位
用例
此処ここの気候はたいへん不順で、黄塵万丈のものすごい風が吹いて、筑波山つくばさんは姿を消し、霞ヶ浦かすみがうらの水面も<阿川弘之・雲の墓標>

黄塵万丈の解説 - 学研 四字熟語辞典

強い風のために、土煙や砂ぼこりが空高くまで舞い上がるさま。
注記
「黄塵」は、黄色い土煙。「万」は、非常に多い・大きい。「丈」は、中国で用いられる長さの単位。「万丈」は、非常に高いこと。
用例
この山子さんざし売りはハルビン街上風景の一主要人物である。黄塵こうじん万丈の風に乗って、泣くようなその売り声が町の角々から漂ってくるとき、人は「哈爾賓ハルビンらしさ」の核心に触れる。〈谷譲次・踊る地平線〉

黄塵万丈の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

[形動][文][ナリ]黄色の土ぼこりが風に乗って空高く立ち上るさま。「—にかすむ大地」
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2023年12月