[動ラ五(四)]《「」の動詞化》
  1. 空が、雲や霧などで覆われる。「どんよりと—・る空」

  1. 透明な物や光っていた物などが、他の物に薄く覆われたりさえぎられたりして、よく見通せない。輝きのない状態になる。「鏡が—・る」「涙で目が—・る」

  1. 悲しみや心配事のために、心や顔つきなどに明るさが失われて沈んだ状態になる。「悲しげに—・った表情」「声が—・る」

  1. 容姿などが地味すぎて映えない。

    1. 「御容貌 (かたち) など、いと華やかにここぞ—・れると見ゆるところなく」〈初音

  1. で、能面が少し下向きになる。

出典:青空文庫

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