きえん-ばんじょう【気炎万丈】
意気込みが他を
圧倒するほど盛んであること。多くは意気盛んな
談論についていう。▽「
気炎」は炎が燃え上がるように盛んな
気勢。意気込み。「
万丈」は
非常に高いこと。「丈」は長さの
単位。
気勢を上げるのを高く燃えあがる炎にたとえたもの。「炎」は「焔」とも書く。
- 句例
- 気炎万丈の議論
- 用例
- 左様サ、我輩は両三日前に会ったがその時は大得意で気焔万丈だッたが、馬鹿な奴サ、家賃も滞たまってるくせに新らしい洋服を算段して綱曳つなひきで奔走してやがる。<内田魯庵・社会百面相>