楊貴妃の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

[719〜756]《「貴妃」は女官の位の名》中国、唐の玄宗皇帝の妃。永楽(山西省)の人。初め玄宗の子寿王の妃。歌舞音曲に通じ、また聡明であったため、玄宗に召されて貴妃となり、寵を一身に集め、楊一族も登用され権勢を誇った。安禄山の乱で長安を逃れる途中官兵に殺された。白居易の「長恨歌」をはじめ、多くの文学作品の題材となった。
謡曲三番目物金春禅竹作。玄宗皇帝の命を受けた方士 (ほうし) が、亡き楊貴妃の霊を仙界の蓬莱宮 (ほうらいきゅう) で尋ねあてると、楊貴妃の霊はかつての玄宗との愛などを語る。

出典:青空文庫

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