《「しさん」の音変化》

  1. しさん(四三)1」に同じ。「—の目」

  1. しさん(四三)2」に同じ。「—の手役

仏語。物事や生物の移り変わる姿を四つにまとめたもの。万物の生滅無常の姿を表す。生まれる生、存在する住、変化する異、なくなる滅。また、人の一生にたとえて、生・老・病・死。

インドで行われる水葬火葬土葬・林葬の4種の葬法

市に功績のあった人の死を悼んで、市が施主となって行う葬儀

  1. 死の近いことを思わせる顔つき。死を示している人相。「—が現れる」

  1. 死に顔。

    1. 「短い経帷子 (きょうかたびら) と—を隠す頭巾と」〈長塚

兵庫県中西部にある市。揖保 (いぼ) 川の上流域を占める。市域のほとんどを山林が覆い、林業が盛ん。平成17年(2005)4月に山崎町、一宮町、波賀 (はが) 町、千種町が合併して成立。人口4.1万(2010)。

自分主義主張などを固く守って変えない心。「—の堅固な人」

  1. マンネンタケ別名

    1. 「俗 (くにひと) 、—といふことを知らずして、みだりに菌 (たけ) と言へるか」〈皇極紀〉

  1. しばくさ。しば。〈日葡

使者として遣わす僧。

「—に対面もなく、一言の返事にも及び給はねば」〈太平記・三六〉

先のとがった硬いものが刺さってできる傷。刺し傷。

[名](スル)
  1. 心に思い浮かべること。考えること。考え。「新しい—が浮かぶ」

    1. 「普天下の人をして自由に—し」〈中村訳・自由之理

  1. 人生社会についての一つのまとまった考え・意見。特に、政治的、社会的な見解をいうことが多い。「反体制—を弾圧する」「末法 (まっぽう) —」「危険—」

  1. 哲学で、考えることによって得られた、体系的にまとまっている意識内容をいう。

[名](スル)人に指図して、悪事などを行うように仕向けること。指図してそそのかすこと。
  • 「その子供を—して親爺 (おやじ) の金を持ち出させた親ざるは」〈寅彦・さるかに合戦と桃太郎〉
[補説]「しぞく」と読むのは誤り。

師である僧。師匠の僧。

紙を張った窓。明かり障子のはまった窓。

「古き備後畳は処々に破損を生じ、—風に吟じて」〈鉄腸雪中梅

詩や文章の達人。また、文人・学者敬称

  1. 言葉のあや。修辞。「豊かな—の文」

  1. 文章や詩歌

    1. 婦女に対する愛の自ら—の上にあらわれしも多かるべく」〈子規・墨汁一滴〉

  1. 詩文に対する才能。「—豊かな青年

上下のあごの骨にある、歯の根がはまっている穴。

すぐれた詩人。また、詩人敬称

詩の草稿詩稿

  1. 詩を生み出すもとになるような感情思考。「—に富む人」「—がわく」

  1. 詩に歌われている思想感情。「清新な—がみなぎる作品

[名](スル)
  1. 自動車などを試験的に走らせて、性能調子を確かめること。「新しいエンジンを載せて—する」「—車」

  1. 競走で、競技前に走ってみて、走路状態体調などを確かめること。

動物に飼料を与えるための、固定されている容器固定されていないものはふつう給餌器 (きゅうじき) という。

[名](スル)《「駛」は馬が速く走る意》速く走ること。疾走
  • 「街鉄 (がいてつ) の鋪 (し) き石の上を—して来た旧式な相乗りの俥 (くるま) が」〈谷崎秘密

出典:青空文庫

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2023年11月