江戸時代、江戸・大坂・京都などで、町年寄町名主補佐した町役人。その雇い入れ・給料などは町内協議負担した。書役 (かきやく) 。

ちょうない(帳内)1」に同じ。

  1. 寝殿造りの母屋内に設けられる調度の一。浜床 (はまゆか) という正方形の台の上に畳を敷き、四隅に柱を立てて帳 (とばり) を垂らしたもの。貴人の寝所または座所とした。御帳台 (みちょうだい) 。帳。

  1. 塗り籠 (ごめ) 納戸の類。

  1. 帳台の試み」の略。

  1. 主人居間寝間にあてる室。

[名](スル)
  1. もらうこと、また、もらって飲食することをへりくだっていう語。「結構な品を—いたしました」「お????りを—する」「もう十分—しました」

  1. (多く、女性・子供の用いる語)

    1. ㋐物を与えてくれ、また、売ってくれという命令の意を、親しみの気持ちをこめて促すようにいう語。ください。「それを—」「牛肉500グラム—」

    2. ㋑「…てちょうだい」の形で補助動詞の命令形のように用いて、相手に何かをしてもらうのを促す気持ちを、親しみをこめていう語。「その新聞を取って—」

  1. 顔の上にささげ持つこと。

    1. 黄衣の神人神宝を—して、次々に順 (したが) ふ」〈太平記・三九〉

    2. [アクセント]1はチョーダイ2はチョーダイ。

[補説]電話応対などで「お名前を頂戴できますか」などと言うが、これは正しくない。「名前を頂戴する」というのは、例えば主君の名をそのまま、またはその一部を戴いて自分子供の名にすることである。よって簡略には「お名前をお願いします」、さらには「お名前をお聞き(お伺い)できますか」くらいでよい。平成10年代半ば頃から広がったという。
[名・形動]
  1. 長くて大きいこと。たけが高く大きいこと。また、そのさま。「—な小説」「—な植物」⇔短小

  1. 大人になること。また、そのさま。

    1. 「然らば、年—なるに及び」〈中村訳・西国立志編

[派生]ちょうだいさ[名]

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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2023年12月