椽大之筆の解説 - 学研 四字熟語辞典

てんだいのふで【椽大之筆】

垂木のような大きな筆。転じて、重厚で格調高い立派な文章のたとえ。

注記

「椽」は、屋根を支えるために棟から軒に渡す木材。たるき。

故事

中国西晋せいしんの時代、王珣おうじゅんは、ある日、垂木のように大きな筆を与えられる夢を見たところ、まもなく武帝ぶていが崩御し、その弔辞を頼まれて堂々たる文章を書いた。

出典

『晋書しんじょ』王珣おうじゅん

類語

麤枝大葉

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