1. 文字や文章を一つ一つ調べて正しくすること。指定すること。てんてい。

    1. 「左右の大臣、納言、参議、文武百官、六弁八史、皆以て—し」〈将門記

  1. 中世、荘園領主などが土地家屋・農作物を没収または差し押さえること。

  1. 空の上。空。「—の星」

  1. 天上界」に同じ。

  1. 天に昇ること。また、死ぬこと。昇天

    1. 「某 (それがし) は雷であるが…只今落ちたが、何なりとも取り付く物があれば—すれども」〈虎明狂・

  1. この上もないこと。最上無上

    1. 「やや子がかみそり持って遊んでゐるやうなもので、あぶない事の—ぢゃ」〈松翁道話・一〉

  1. 2階。階上

    1. 「わしと順礼の女の衆は、—へ上がって寝ますべい」〈滑・膝栗毛・二〉

  1. 屋根裏を隠し、また保温などのため、部屋上部の板を張った部分組み入れ天井格 (ごう) 天井鏡天井などがある。

  1. 物の内部の一番高い所。

  1. 物価相場の最高値。「相場が—を打つ」⇔

  1. 成長発展を阻むもの。「ガラスの—

天と地。天地。

幸福の度は—啻 (ただ) ならずと雖 (いえど) も」〈田口日本開化小史

人が守るべき不変の道。

[名](スル)旅行社などの係員乗客世話や案内のために、付き添って同じ乗り物に乗ること。「スキーツアーのバスに—する」「—員」
[名](スル)他の乗り物に乗りかえること。「本船からはしけに—する」
  1. 《「でんじょう」とも》宮殿、または殿堂の上。

  1. 宮中禁中

  1. 殿上の間 (ま) 」の略。

  1. 2のことをつかさどるところから》蔵人所 (くろうどどころ) 異称

  1. 殿上の間に昇ること。また、それを許されること。昇殿

    1. 来年は帰り上りて—して、五位の蔵人になりて」〈狭衣・一〉

  1. 殿上人 (てんじょうびと) 」の略。

    1. 「—の逍遥侍りしとき、さらなり」〈大鏡伊尹

[名](スル)まといつくこと。からまりつくこと。また、巻きつけること。「—茎」

出典:青空文庫

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2023年11月