三百代言の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

詭弁きべんを弄ろうすること。また、その人。また、弁護士をののしっていう語。明治時代の初期に、資格のない代言人(弁護士)をののしった語からいう。▽「三百」は銭ぜに三百文もんの意で、わずかな金額価値の低いことを表す。「代言」は代言人で弁護士の旧称
用例
日本の労働者は三百代言にも劣った陰険な心を持っとるのか。<木下尚江・火の柱>

三百代言の解説 - 学研 四字熟語辞典

いいかげんな事やこじつけをいって人をだますこと。詭弁きべんを弄ろうしてごまかす人。
注記
明治初期に、無免許で訴訟や裁判を扱った代言人だいげんにんを軽蔑して呼んだことばから。「三百」は、「銭ぜに三百文もん」の略で、価値のないこと。「代言」は代言人のことで、現在の弁護士にあたる。

三百代言の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

  1. 代言人資格がなくて他人の訴訟談判などを扱った者。もぐりの代言人。また、弁護士をののしっていう語。

  1. 相手を巧みに言いくるめる弁舌詭弁 (きべん) 。また、それを用いる者。

[言動を表す]の四字熟語

[話す]の四字熟語

[ほら話・でたらめ]の四字熟語

出典:青空文庫

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