出典:デジタル大辞泉(小学館)

  1. マメ科の蔓性 (つるせい) の落葉低木。山野に自生し、つるは右巻き。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。5月ごろ、紫色の蝶形の花が総状に垂れ下がって咲く。豆果は秋に暗褐色に熟す。園芸品種が多く、棚作りなどにして観賞する。つるから繊維をとり布に織った。野田藤 (のだふじ) 。 春 実=秋》「草臥 (くたびれ) て宿かるころや―の花/芭蕉

  1. 藤色」の略。

  1. 紋所・文様の名。藤の花房や葉を図案化したもの。上がり藤下がり藤などがある。

  1. 襲 (かさね) の色目の名。表は薄紫、裏は青。藤襲 (ふじがさね) 。

  1. 藤衣 (ふじごろも) 」の略。