せんざい-いちぐう【千載一遇】
滅多に訪れそうもないよい
機会。二度と来ないかもしれないほど恵まれた
状態。▽「載」は「年」に同じ。「
一遇」は一度出会う。「遇」は思いがけず出くわす。千年に一度偶然訪れるくらいの
機会という
意味。
- 出典
- 『文選もんぜん』王褒おうほう「四子講徳論ししこうとくろん」
- 句例
- 千載一遇のチャンスを逃す
- 用例
- 行基ぎょうきの側も同様、すかさず千載一遇の好機を民衆の救いのために利用したのだと解釈している。<杉本苑子・決断のとき>
- 類語
- 千載一会 千載一合 千載一時 盲亀浮木