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乱離骨灰の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

ばらばらに離れ散ること。めちゃめちゃになった様子。さんざん。▽「らりこはい」とも読む。「乱離」は「羅利」とも書き、「骨灰」は「粉灰」「骨敗」「忽敗」とも書く。
句例
乱離骨灰の出来
用例
しばらく竹刀を抱いたまま思案していたが、やがて立ちあうと、乱離骨灰に柳剛流が打ちのめされた。<司馬遼太郎・燃えよ剣>

乱離骨灰の解説 - 学研 四字熟語辞典

ちりぢりに離れて、めちゃめちゃになること。また、そのさま。
注記
「乱離」は、秩序が乱ればらばらになるさま。「らり」とも読む。「骨灰」は、粉々になるさま、めちゃめちゃになるさま。
表記
「乱離」は、「羅利」とも書く。「骨灰」は、「粉灰」とも書く。
用例
その敵の大将がきりきりと宙に舞ひながら、味方の陣中へどうと落ちて、乱離骨灰らんりこつぱひになつたのと、〈芥川龍之介・きりしとほろ上人伝〉

乱離骨灰の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

[名・形動]さんざんなありさまになること。また、そのさま。めちゃめちゃ。
  • 「敵の大将が…どうと落ちて—になったのと」〈芥川・きりしとほろ上人伝〉
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2023年11月