1. まるいこと。また、その形。「地面に—を描く」「方—」

  1. 平面上で一点から等しい距離を保ちながら動く点の軌跡円周)と、その内部。「同心—」

  1. yen》日本の通貨単位。1円は100銭。明治4年(1871)の新貨条例により、に代わって円が定められた。記号は¥。

無実の罪。ぬれぎぬ。冤罪。「—をすすぐ」

飲食・歌舞などをして、遊び楽しむこと。宴会。うたげ。「—を張る」

漢文助字句末に置いて語調を整え、また、断定の意を表す語。訓読ではふつう読まないが、「我関せず焉」などの場合には読む。

  1. むしろ。敷物

  1. 座席会合などの席。酒宴の席。

    1. 「南溟老人が喜寿の—」〈魯文安愚楽鍋

塩基との中和反応によって生じる化合物で、酸の陰性成分と塩基の陽性成分とからなるものをいう。塩化ナトリウム硫酸カルシウムなど。酸の水素イオン金属置換した化合物とみることもできる。塩類 (えんるい) 。

  1. (梵)pratyayaの訳》仏語。結果を生じる直接的な原因に対して、間接的な原因原因助成して結果を生じさせる条件事情。「前世からの—」

  1. そのようになるめぐりあわせ。「一緒仕事をするのも、何かの—だろう」

  1. 関係を作るきっかけ。「同宿したのが—で友人になる」

  1. 血縁的、家族的なつながり。親子・夫婦などの関係。「兄弟の—を切る」

  1. 人と人とのかかわりあい。また、物事とのかかわりあい。関係。「金の切れ目が—の切れ目」「遊びとは—のない生活」

  1. (「椽」とも書く)和風住宅で、座敷外部に面した側に設ける板敷きの部分雨戸・ガラス戸などの内側に設けるものを縁側、外側に設けるものを濡れ縁ということが多い。

中国春秋戦国時代の国。戦国七雄の一。武王の弟、召公奭 (しょうこうせき) を祖とし、薊 (けい) (北京付近)に都して、現在河北・遼寧省と朝鮮半島北部を領有。前222年、秦 (しん) に滅ぼされた。
中国五胡十六国時代の国。鮮卑 (せんぴ) 慕容 (ぼよう) 部の建てた前燕後燕南燕西燕と、漢人馮跋 (ふうばつ) の建てた北燕総称

[名・形動]

  1. あでやかで美しいこと。なまめかしいこと。また、そのさま。「—を競う」「—な姿」

  1. 情趣に富むさま。美しく風情のあるさま。

    1. 「月隈なくさしあがりて、空のけしきも—なるに」〈藤袴

  1. しゃれているさま。粋 (いき) なさま。

    1. 「鈍色の紙の、いとかうばしう—なるに」〈・澪標〉

  1. 思わせぶりなさま。

    1. 「いとこそ—に、われのみ世にはもののゆゑを知り、心深き、類 (たぐひ) はあらじ」〈紫式部日記

  1. 中世歌学や能楽における美的理念の一。感覚的な優美さ。優艶美。妖艶美 (ようえんび) 。

    1. 「詞のやさしく—なるほか、心もおもかげも、いたくはなきなり」〈後鳥羽院御口伝

いん

せん

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