中世後期の京都で、町組をつくって自治的生活を営む商工業者を主とした人々。祇園 (ぎおん) 祭を行ったほか、能・茶など庶民文化の担い手となった。まちしゅう。
「調練 (ちょうれん) 」に同じ。
出典:青空文庫
・・・用とかあるいはまたは長袖とかが、楽しみに使ったものだそうだが、今・・・ 芥川竜之介「野呂松人形」
・・・小作料を徴収したり、成墾費が安く上がったりしたことには成功したか・・・ 有島武郎「親子」
・・・までの間毎年諸君から徴集していた小作料金に比べればまことにわずか・・・ 有島武郎「小作人への告別」