1. ミル科の緑藻。干潮線から水深約30メートルの岩上に生え、高さ20〜40センチ。体は丸ひも状で二またに分枝を繰り返し、扇状となる。食用。みるめ。みるぶさ。みるな。またみる。 春》「汐満ぬ雫うれしや籠の—/召波

  1. 海松色 (みるいろ) 」に同じ。

ヤードポンド法の長さの単位。1ミルは1000分の1インチで、0.0254ミリ。

Military Specifications and Standard》米国軍用規格。MIL-STD。

[動マ上一][文][マ上一]
  1. 目で事物存在などをとらえる。視覚に入れる。眺める。「みれみるほど良い服」「星空みる

  1. 見物・見学する。「映画みる

  1. (「看る」とも書く)そのことに当たる。取り扱う。世話をする。「事務みる」「子供のめんどうをみる

  1. 調べる。たしかめる。「答案みる

  1. (「試る」とも書く)こころみる。ためす。「切れ味をみる

  1. 観察し、判断する。また、うらなう。評価する。「人をみる目がない」「運勢みる」「しばらくようすをみる

  1. (「診る」とも書く)診断する。「脈をみる

  1. 読んで知る。「新聞た」

  1. 身に受ける。経験する。「痛い目をみる

  1. 10 (ふつう、前の内容を「と」でくくったものを受けて)見当をつける。そのように考える。理解する。「遭難したものとられる」「一日の消費量を三千トンとて」

  1. 11 夫婦になる。連れ添う。

    1. 「さやうならむ人をこそめ」〈桐壺

  1. 12 (補助動詞)動詞の連用形に「て」を添えた形に付く。

    1. ㋐「てみる」の形で、ためしに…する、とにかくそのことをする意を表す。「一口、味わってみる

      「男もすなる日記といふものを、女もしてむとてするなり」〈土佐

    2. ㋑「てみると」「てみたら」「てみれば」などの形で、その結果、ある事実に気づいたり、その条件・立場が認められたりすることを表す。「踏みこんでみるともぬけのからだった」「親としてみれば、そう言わざるをえない」

[動マ上一]曲がりめぐる。まわる。
  • 「うちみる島の崎々、かきみる磯の崎落ちず」〈・上・歌謡
  1. 粉砕器。「コーヒー—」

  1. 回転利用した工作機械。「ローリング—」

出典:青空文庫

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2023年11月