1. 谷間の斜面岩壁に穴をあけて物を貯蔵する所としたもの。いわむろ。

  1. 鎌倉・室町時代、山腹につくった横穴式の墓。神奈川県鎌倉市付近に多くみられる。塚穴 (つかあな) 。

  1. 武器を入れておく倉庫。矢の倉。兵庫。

  1. 城門城壁の上につくった一段高い建物。敵状の偵察射撃のための高楼

    1. ㋐木材や鉄骨などを用いて組み立てた高い構築物。「火の見—」

    2. 祭礼・盆踊りなどで、一段高くつくって太鼓や笛を演奏したり、歌をうたったりする構造物。

    3. 歌舞伎人形浄瑠璃などの劇場で、官許標識として正面入り口の上に造られた構造物。三方に幕を張り、5本の毛槍を横たえ、梵天 (ぼんてん) を立てる。

    4. ㋓相撲場で、太鼓を打つための高い場所

  1. 炬燵 (こたつ) の、布団を掛けるための四角い枠。炬燵櫓。

  1. 戦国時代から近世の軍船に敷設された展望台。大船は船首中央船尾の3か所に設けた。安宅船 (あたけぶね) 関船などの大型軍船は総櫓といい、船首から船尾まで通す独特形式発達した。また、荷船で船体後半に設ける屋形のこと。

  1. 櫓投げ」の略。

  1. 矢倉囲い」の略。

出典:gooニュース

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2023年12月