有鱗 (ゆうりん) 目ヤモリ科の爬虫 (はちゅう) 類。人家周辺の林にすむ。体長約12センチ。尾はその半分を占め、自切・再生する。体色は灰褐色で暗色斑紋がある。目のまぶたは動かない。四肢指先は太く、下面のひだに無数の微細な毛状突起があって吸盤の働きをし、壁や天井に吸いつく。夜活動し、昆虫などを捕食。福島県以南に分布。同科には約670種が含まれ、温帯から熱帯にかけて広く分布 夏》「河岸船の簾 (すだれ) にいでし—かな/蛇笏

[補説]書名別項。→やもり
  1. 家の番をすること。また、その人。

  1. 江戸時代、地主・家主に代わってその土地家屋管理し、地代店賃 (たなちん) を取り立て、また、自身番所に詰めて公用・町用を勤めた者。差配人。

広津和郎の短編小説。大正8年(1919)発表

出典:青空文庫

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2023年11月