なつか‐まさいえ【長束正家】
[?〜1600]安土桃山時代の武将。丹羽長秀、のち、豊臣秀吉に仕え、財政をつかさどった。五奉行の一人。秀吉の没後、関ヶ原の戦いに敗れて自殺。
なつき‐しずこ【夏樹静子】
[1938〜2016]推理作家。東京の生まれ。本姓、出光(いでみつ)。旧姓、五十嵐。女性の繊細な心理描写と大胆なトリックを駆使した本格物に優れる。作品に「蒸発」「天使が消えていく」「Wの悲劇」ほ...
なつめ‐せいび【夏目成美】
[1749〜1817]江戸後期の俳人。江戸の人。名は包嘉。通称、井筒屋八郎右衛門。別号、随斎など。浅草蔵前の札差(ふださし)。乙二(おつに)・大江丸らと交わり、小林一茶の後援者でもあった。句集「...
なつめ‐そうせき【夏目漱石】
[1867〜1916]小説家・英文学者。江戸の生まれ。本名、金之助。英国留学後、教職を辞して朝日新聞の専属作家となった。自然主義に対立し、心理的手法で近代人の孤独やエゴイズムを追求、晩年は「則...
なつめ‐みかまろ【夏目甕麿】
[1773〜1822]江戸後期の国学者・歌人。遠江(とおとうみ)の人。通称、嘉右衛門。号、萩園。本居宣長の門人。著「国懸社考」、家集「志乃夫集」など。