七転八倒の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

激しい苦痛などで、ひどく苦しんで転げまわること。転んでは起き、起きては転ぶこと。▽「七」「八」は数が多いことをいう。「しってんばっとう」「しちてんはっとう」とも読む。また「転」は「顛」とも書く。
出典
『朱子語類しゅしごるい』五一
句例
七転八倒してもがく
用例
ぼくは、居たたまれず、船室に駆けこみ、頭を押えて、七転八倒の苦しみでした。<田中英光・オリンポスの果実>
活用形
〈―スル〉

七転八倒の解説 - 学研 四字熟語辞典

ひどい苦痛や悲しみで、ころげまわってもがくさま。また、ひどく混乱しているようすもいう。
注記
「しちてんはっとう」「しってんばっとう」などとも読む。「七」「八」は回数の多いことをいう。
表記
「転」は「顚」とも書く。
出典
『朱子語類しゅしごるい』五一

七転八倒の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

[名](スル)《7度も転んだり倒れたりする意》転げ回ってもがき苦しむこと。しってんばっとう。「—してのたうち回る」「—の苦しみ」

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。