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斉紫敗素の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

知者が事を行えば災いを福に変じ、失敗を成功に転じることのたとえ。斉の国でもてはやされた紫色の絹も、もとは粗末な古い白絹を染め直したものであるの意から。▽「斉紫」は中国戦国時代の斉の国で産出した紫色の布地。「敗素」は古い白絹。敗素を紫地に染めただけで、斉紫は値段が十倍にもなったといわれる。
出典
『戦国策せんごくさく』燕策えんさく

斉紫敗素の解説 - 学研 四字熟語辞典

君子賢者が事にあたれば、災いを福に変え、失敗も成功へと転じることができるということ。紫色の美しい衣も、もとは粗悪白布を染めたものであるという意味
注記
「斉紫」は、中国戦国時代の斉せいの国で産出した紫色の絹織り物のこと。「敗素」は、粗悪な安い白い布のことで、紫で染めただけで価格が高騰したといわれる。
出典
『戦国策せんごくさく』燕えん
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2023年12月