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懸腕直筆の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

筆を垂直に持ち、腕や肘ひじを机から離してあげ、さらに肘を脇わきから離して字を書くこと。書道運筆で腕が自由に動かせる構え方。▽「懸」はかかげる意。宙に浮かせること。「直筆」は筆を垂直に立てて書くこと。
用例
筆は勿論、懸腕直筆でなければいけない。筆を持つ指先には力を入れて、<内田百閒・琴書雅游録>

懸腕直筆の解説 - 学研 四字熟語辞典

書道の基本的な書法の一つで、姿勢を正して、腕を水平に上げ、ひじを脇から離して書く書法のこと。
注記
「懸」は、宙に浮かせることで、「懸腕」は、腕を水平に上げること。「直」は、垂直のことで、「直筆」は、筆を垂直に立てて書くこと。「懸腕法」ともいう。「腕うでを懸け筆ふでを直ちょくにす」と読み下す。「直筆」を「じきひつ」と読み誤らない。
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2023年10月