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ススキノキ科ワスレグサ属の多年草の総称。ノカンゾウ・ヤブカンゾウ・ニッコウキスゲ・ユウスゲなど。葉は刀身状。夏、黄や橙 (だいだい) 色のユリに似た大きい花を数個開き、1日でしぼむ。多くの園芸品種や近縁種もある。けんぞう。《季 夏》「湯治場や黄なる—得て帰る/子規」
マメ科の多年草。高さ約70センチ。葉は卵円形の小葉からなる羽状複葉。夏、淡紫色の花を穂状につける。中国などに分布。根にサポニンを含み、去痰 (きょたん) ・胃潰瘍 (いかいよう) などの薬とし、またビール・タバコ・醤油の甘味料に使用。あまき。あまくさ。《季 夏》「—や昨日の花の枯れ添へる/たかし」
右上腹部にある暗赤色の最大の臓器。消化管に付随する腺性の器官で、胆汁を生成するほか、糖・たんぱく質・脂質・ホルモンの代謝、有害物質の解毒、血液の貯蔵などの働きをする。再生性があり、また代償性があるため、一部が健全であれば全体として正常の機能を示す。レバー。きも。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
甘草の丸呑み
《甘草もよくかみしめてみなくては、甘さがわからないところから》物事の本当の意味を深くかみしめてわかろうとしないこと。
かんぞういろ【萱草色】
染め色の名。薄い橙色。
かんぞうえん【肝臓炎】
⇒肝炎 (かんえん)
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出典:青空文庫
・・・ような不気味な恰好で肝臓のなかに蠢いているだろう音、そういうもの・・・ 織田作之助「道」
・・・そして、病人は肝臓がはれ出して痛むと言います。これは医師が早くか・・・ 梶井久「臨終まで」
・・・け食わせる所とか牛の肝臓だけ料理する家ができるかも知れない。分れ・・・ 夏目漱石「道楽と職業」
肝臓
館蔵
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