1. 時の単位。1月1日で始まり、12月31日に終わる12か月間。陽暦では、地球が太陽の周囲を1周する時間、365.2422日を1年とする。陰暦では、月が地球を12周する時間を1年とする。

  1. 多くの歳月。年月。「―を経た神木」

    1. ㋐年齢。「―を取る」「―のわりには元気だ」

    2. ㋑人生の盛りを過ぎた年齢。老齢。「―を感じる」

  1. 穀物、特に稲。また、稲が実ること。

    1. 「我が欲 (ほ) りし雨は降り来 (き) ぬかくしあらば言挙 (ことあ) げせずとも―は栄えむ」〈・四一二四〉

  1. 季節。時節。

    1. 「今年はあやしく―急ぎて(=早ク春ガ来テ)」〈宇津保・春日詣〉

[補説]「とし」は元来穀物を意味し、1回の収穫に1年かかるので「年」を意味するようになったという。

中国唐代の詩人である杜甫 (とほ) の詩。

[名](スル)ねたんで見ること。嫉視 (しっし) 。
[名](スル)むだ死にすること。犬死に。「無益な戦いに徒死する」

多数の人口が比較的狭い区域に集中し、その地方の政治・経済・文化の中心となっている地域。「商業都市」「学園都市」

[形ク]

  1. (利し・鋭し)切れ味がよい。鋭い。

    1. 「剣大刀 (つるぎたち) 諸刃 (もろは) の―・きに足踏みて死なば死なむよ君によりては」〈・二四九八〉

  1. (疾し)

    1. ㋐勢いが激しい。

      「ぬばたまの夜さり来れば巻向 (まきむく) の川音高しも嵐かも―・き」〈・一一〇一〉

    2. ㋑速力が早い。迅速である。

      「足―・き御馬に移鞍 (うつし) 置きて」〈・夕霧〉

    3. ㋒時期が早い。また、時間の経過が早い。

      「春や―・き花や遅きと聞き分かむ鶯 (うぐひす) だにも鳴かずもあるかな」〈古今・春上〉

    4. 「うすものの表紙は―・く損ずるがわびしき」〈徒然・八二〉
  1. (敏し)頭の働きなどが機敏である。賢い。

    1. 「心―・きものにて、ふと思ひ寄りぬ」〈・葵〉

[連語]《格助詞「と」+副助詞「し」》「」を強めていう語。「生きとし生けるもの」

出典:gooニュース

出典:青空文庫