出典:gooニュース
100人が参列し芭蕉翁の遺徳をしのぶ 伊賀・万寿寺で「しぐれ忌」
伊賀出身の松尾芭蕉の遺徳をしのぶ「しぐれ忌」が12日、三重県伊賀市柘植町の万寿寺で営まれた。寺は松尾家の菩提(ぼだい)寺で、地元住民や芭蕉翁顕彰会員ら約100人が参列した。 しぐれ忌は芭蕉翁200回遠忌の1893年以降、戦時中などを除いて毎年開催。市と同会が主催し、地元住民らの実行委員会が協賛している。
芭蕉の命日に遺徳たたえる 伊賀・万寿寺で「しぐれ忌」
法要後には岡本栄市長が「今日的な芭蕉さんの俳句の意味には平和や環境問題がある。しっかりと発信していかなければいけない」とあいさつした。芭蕉翁記念館の学芸員による芭蕉と源氏物語をテーマにした講演も行われた。 しぐれ忌は市と顕彰会が主催した。芭蕉の命日である旧暦10月12日に合わせ、菩提(ぼだい)寺の万寿寺で毎年開催している。今年は芭蕉の生誕380年の節目を迎えた。
伊賀市の公立小中学校で11月12日に芭蕉献立 9校の給食の食器は「芭蕉クン」
俳人、松尾芭蕉は10代の頃、奉公先で料理の仕事をしていたと伝えられている。生まれは伊賀の国(三重県)。そこで、伊賀市では、学校給食に“俳句食器”を導入、11月12日の給食メニューは「芭蕉献立」になる。 松尾芭蕉生誕380年記念事業の一環。まずは、市内の中学校9校で使用している食器を松尾芭蕉の俳句と「芭蕉クン」が印刷されたものに入れ替える。
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出典:青空文庫
・・・彼等は芭蕉を理解している。レオ・トルストイを理解している。池大雅・・・ 芥川竜之介「一夕話」
・・・かしや雨の萩』と云う芭蕉翁の名高い句碑が萩の中に残っている、いか・・・ 芥川竜之介「開化の良人」
・・・いや、芭蕉の一生は享楽の一生であると共に、誰の目にも受苦の一生で・・・ 芥川竜之介「侏儒の言葉」