《古くは「しんだい」とも》人のからだ。肉体体躯 (たいく) 。身 (み) 。「—強健

神霊が宿っているものとして神社などに祭り、礼拝の対象とする神聖物体古代では山岳巨岩大木などが神体または神の座として考えられたが、今日では鏡・剣・玉・鉾 (ほこ) ・御幣・影像などが用いられることが多い。みたましろ。

  1. そのものの真実のすがた。

    1. 自己を鍛練して自己の—に達すると共に」〈西田・善の研究

  1. 楷書字体。楷書体。

  1. 仏語。絶対不変の真理究極の真実。第一義諦。勝義諦。⇔俗諦 (ぞくたい) 

  1. しんてい(真諦)1」に同じ。

    1. 文学の—に触れるもの」〈寅彦科学文学

[名](スル)《古くは「しんだい」とも》
  1. 進むことと退くこと。動くこと。

    1. 常人の情は兎角世の風潮に従いて—する者にて」〈西村茂樹・日本道徳論〉

  1. 身を動かすこと。立ち居振る舞い。「挙止—」

  1. 職を辞めるかとどまるかという、身の去就。「—を共にする」「—去就時機」「出処—」

  1. 心のままに扱うこと。自由支配すること。

    1. 屏風 (びゃうぶ) の高きを、いとよく—して」〈・一二〇〉

    2. 「国ヲ—スル」〈日葡

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出典:青空文庫

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