見性成仏の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

本来もっている自分の本性・仏心を見きわめて悟ること。すべての人が本来的に仏であることが体感としてつかみうることをいう。▽仏教語。特に禅宗の語。「見性」は自己の本性を見きわめること。
用例
直接自分の心を見つめて、人間の心の本性を悟ることでしょう。(中略)見性成仏なんてことばも、そのことを表現しているんだと教わったわ。<瀬戸内晴美・青鞜>

見性成仏の解説 - 学研 四字熟語辞典

自分に本来備わっている仏になるべき性質を見極めて、悟りの境地に達すること。
注記
「見性」は、自分自身の本性を見極めること。「成仏」は、仏になること。中国、唐宋時代に禅宗で用いられて根本教義になった語。「見性」を「けんせい」と読み誤らない。

見性成仏の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

見性によって悟りを得ること。見性悟道。

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2023年12月