旦那 (だんな) 。

「分らない—じゃねえか」〈鏡花婦系図

一つの組織にまとまっている集まり。仲間団体。また、その団体名称に付けて用いる。「—の名誉のためにがんばる」「消防—」「サーカス—」

[名]
  1. 上方へ高くのぼるように重なっている台状のもの。また、その一つ一つ。段々。「石の—を上る」「—を踏み外す」

  1. 上下に区切ったものや順に重なったものの一つ一つ。「寝台車の上の—」

  1. 段組みで分けられた、文字をレイアウトする列の一つ一つ。日本の多くの新聞では、上下15段で1面が構成される。

    1. ㋐長く続く文章のひとくぎり。段落。「文を三つの—に分ける」

    2. 浄瑠璃など、語り物のひとくぎり。「『義経千本桜』の鮨屋の—」

    3. ㋒掛け算の九九 (くく) で被乗数を同じくするもの。「二の—を唱える」

    4. 五十音図で、行 (ぎょう) に対し、「あ」「い」「う」などの列。「た行う—」

  1. 武道囲碁将棋などで、技量によって与えられる等級。ふつう、初段から10段まである。「—を取る」

  1. ある事柄をそれとさす語。「無礼の—お許しください」

  1. 物事の一局面。そういう場合。「いよいよという—になって逃げだす」

  1. 否定疑問の語を伴って、それどころではないという気持ちを表す語。そういう程度。それほどの程度。「痛かったのなんのという—じゃない」

[接尾]
  1. 助数詞。階段状、または層をなしたものを数える。「階段を2—ずつ駆け上がる」「3—組みのページ」

  1. 武道囲碁将棋などの技量程度を表す。「柔道3—の腕前

決定すること。決断。「最終的に—を下す」「経営陣に—を迫る」

あたたかいこと。あたたかさ。

  1. だんだらに染め分けた糸で組んだり織ったりしたもの。白地に横縞模様が表れる。赤緂・紫緂などがあり、太刀平緒や馬の手綱などに用いられる。

  1. 初め白くしだいに濃い色にしたもの。

あることについて話をすること。また、その話。「関係者の—によると」「成功—」

  1. 土を盛り上げてつくった、祭りその他の儀式を行う場所

  1. 他より一段高くこしらえた場所演壇講壇など。「拍手を浴びて—をおりる」

  1. (梵)maṇḍalaの訳。音写は曼荼羅 (まんだら) 》密教で、修法のとき、仏像などを安置し、供物などを供える場所。インドでは土壇中国・日本では多く木壇を使用

  1. 《doの過去分詞形》英語で、物事を終えたことを表す語。「—ディール(=終了案件、取引成立)」

  1. 《「だん」と書く》インターネットスラングの一。SNSなどで投稿末尾に用いて、何かが終わったという意を表す。「会議だん」は「会議が終わりました」の意。

たん

  1. たま。弾丸。また、それを数える語。

  1. 弾丸にたとえて、多く接尾語的に用いる)

    1. ㋐次々と打ち出す企画計画作品などを数える語。「バーゲンセール第1—」「シリーズ第3—の映画

    2. 野球のホームランや、サッカーなどのゴール。「逆転満塁—」「決勝—をたたきこむ」

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2023年11月