1. 鳥の全身を覆う羽毛

    1. ㋐鳥が空を飛ぶための器官。翼。「—を畳む」

    2. ㋑(「翅」とも書く)昆虫の飛ぶための器官

    3. 翼状のもの。特に、器具機械に取り付けた翼状のもの。「飛行機の—」

      外套の—を後ろに反 (は) ねて」〈木下尚江良人の自白

  1. 矢につけた羽毛。やばね。

  1. (羽根)ムクロジの実に穴をあけ、数本の羽をさしたもの。羽子板でこれをついて遊ぶ。はご。「正月に—をつく」 新年「大空に—の白妙とどまれり/虚子

  1. バドミントンで用いるシャトルコック

  1. 水車・タービンなどで回転体の周囲に取り付けた金属片。「プロペラの—」「扇風機の—」

  1. 紋所の名。1の形を組み合わせて図案化したもの。

  1. 跳ねること。「ウサギがひと—する」

  1. 水や泥が飛び散ること。また、その水や泥。「—が上がる」

  1. その日の興行が終わること。打ち出し。「芝居の—時 (どき) 」

  1. おてんばなこと。また、その人。おはね。

    1. 「香山家三人の女子 (むすめ) の中、上 (かみ) は気むずかしく末は—にて」〈一葉・暁月夜〉

  1. (「綽」とも書く)囲碁で、互いの石が接するとき、相手進行を止めるために斜めに打つこと。

  1. 物事や話などの結末

    1. 「是を—にもう往 (い) なうぢゃあるまいか」〈浄・女舞衣

《「跳ね」と同語源》

  1. 文字を書くとき、運筆の終わりを上にはねること。また、文字のその部分

  1. ピン撥ね」に同じ。

    1. 「一割づつの—を取る」〈浮・当世銀持気質・四〉

[接尾]《「跳ね」と同語源》助数詞。兜 (かぶと) などを数えるのに用いる。頭 (とう) 。
  • 「鎧 (よろひ) 二領に兜二—」〈謡・碇潜〉

出典:gooニュース

出典:青空文庫

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